沿革

私たちは,古くから豊かな海の恵みを受けてきました。最近は,藻場や干潟が少なくなって稚魚も育ちにくくなり,放流しなければ漁獲を維持拡大できない水産生物が増えています。
広島県では,豊かで実りのある海を取り戻すため1982年(昭和57年)に放流用稚魚の大量供給施設として広島県栽培漁業センタ-を整備し,新しい時代を担う栽培漁業の推進拠点を誕生させました。

1979年(昭和54年)

栽培漁業センター基本構想策定

1980年(昭和55年)

社団法人広島県栽培漁業協会設立(11月1日)

1981年(昭和56年 )

種苗生産の試行開始

1982年(昭和57年)

広島県栽培漁業センタ-開設
マダイ・クロダイ・ガザミ・アユの生産開始

1988年(昭和63年)

ガザミ槽上屋,加温施設完成,ヒラメ生産開始

1993年(平成5年)

第2飼育棟,機械棟,貝類棟完成

2000年(平成12年)

海水殺菌装置,ろ過槽,海水揚水施設,産卵棟ワムシ加温施設完成

2006年(平成18年)

地先定着型魚種用(オニオコゼ等)親魚施設完成

2012年(平成24年)

かき小町増産施設完成(貝類棟増築,採苗棟,餌料培養棟)

2015年(平成27年)

ガザミ増産施設及びワムシ培養施設完成